サルでもわかるBlender

2022/10/15

【Blender】ナイフ・ナイフ投影の使い方

ナイフツールは、メッシュに切り込みを入れる事ができるツールです。ナイフツール・ナイフ投影の使い方について解説します。

記事作成時バージョン:Blender 3.2

目次

ナイフツールの使い方

ツールバー ナイフ

ナイフツールは「画面左側のツールバー」と「ショートカットキー」から実行できます。

ショートカット
ナイフツール K (Knife)

左クリックでカット

左クリックでカット

左クリックすると頂点が追加され、自由にカットできます。

戻す(ctrl/command + Z)

ctrl+z

ctrl/command + Z を押すと戻せます。

右クリックで「新規カット」

右クリック

途中で「右クリック」すると、頂点が離れて新しくカットできます。

(上記では3つ目の頂点を追加した後に右クリックをして、新規にカットしています)

左ダブルクリックで「頂点を閉じる」

ダブルクリック

「左ダブルクリック」すると、ループを閉じて頂点をつなげることができます。

(上記では3つ目の頂点でダブルクリックをして、ループを閉じています)

確定(enter / space)

確定

確定するときは enter もしくは space で確定できます。

キャンセル(esc)

esc

途中で解除したい場合は、 esc を押すとキャンセルできます。

機能を使いこなす

スナップさせない(ctrl/command)

スナップさせない

ctrl/command を押しながら操作することで、スナップしないでカットできます。

 

スナップ

デフォルトだと、頂点や辺に近づくとスナップします。

辺の中点にスナップ(shift)

中点にスナップ(shift)

shift を押しながら操作することで、辺の中心にスナップします。

※ctrlとshiftは 2.9以前から入れ替わっているので注意

角度制限(A)

ガイドライン(A)

A を押すとガイドライン(白い線)が表示され、角度を固定してカットできます。

 

45度

角度は変えることができ、下を見るとデフォルトだと 30(30度)になっていますが、 Aを押した後に「45」と入れると45度で角度が変わります。

 

A

A を押す毎に 「Screen(スクリーン)」「Relative(相対)」「OFF(なし)」 と変わり、

  • Screen = 視点を基準
  • Relative = 引いた線を基準(基準線が黄色くなる)
  • OFF = なし

と切り替えれます。

ショートカット
角度制限 A

軸制限(X,Y,Z)

X軸Y軸Z軸

X Y Z を押すと、X軸、Y軸、Z軸にそれぞれ固定してカットできます。

計測の表示(S)

計測の表示

S を押すと、角度と長さが表示されます。

二等分

使い方

二等分

ツールバー「ナイフ」の上で、左クリックを長押しすると 二等分 に切り替えれます。

 

二等分

左クリックを長押しして離すと、裏側までカットできます。

 

二等分 移動

矢印をドラッグすると、位置を動かせます。

 

二等分 角度調整

円をつかむと、角度を変えられます。

機能

項目は4つあります。

  • フィル
  • 内側をクリア
  • 外側をクリア
  • 軸しきい値

内側をクリア

内側をクリア

内側をクリア にチェックを入れると、矢印に対して内側が消えます。

外側をクリア

外側をクリア

外側をクリア にチェックを入れると、矢印に対して外側が消えます。

フィル

フィル チェックなし
チェックなし
フィル チェックあり
チェックあり

フィル にチェックを入れると、削ったところに面を張ることができます。

ナイフ投影

ナイフ投影

ナイフ投影は、別のオブジェクトに切り込みを入れるツールです。

平面や立方体、円やテキストなどを使うことができます。

使い方

ナイフ投影の手順
  1. 投影されるもの(立方体)を選択して、「編集モード」に切り替える
  2. 「正面」からの視点にして、投影するもの(テキスト)を選択
  3. 上部メニュー メッシュナイフ投影 を選択