サルでもわかるBlender

2022/10/22

【Blender】削除・溶解の違い

Blenderの削除と溶解について紹介します。

記事作成時バージョン:Blender 3.2

目次

削除と溶解の違い

「削除」と「溶解」はどちらも “頂点を消す” という操作になりますが、それぞれちょっとした違いがあります。

元のメッシュ
削除
削除
溶解
溶解

「削除」は頂点と接している辺と面が削除され、
「溶解」は選択した頂点が溶け込むように無くなり、周囲の面は残っています。

使い方

削除と溶解は「ショートカットキー」「メニュー」「右クリック」から実行できます。

❶ショートカットキー

削除

編集モードで「頂点・辺・面」を選択して X を押すと、上記のメニューが出てくるので、実行したい操作を選択します。

ショートカットキー
削除・溶解 X もしくは Delete

❷メニュー

メッシュ>削除

上部メニューの メッシュ削除 でも実行できます。

❸右クリック

右クリック>頂点を削除

右クリック頂点を削除 / 頂点を溶解 でも実行できます。

削除の種類

削除の種類
項目 説明
頂点 選択している頂点を削除。(接している面・辺も削除)
選択している辺を削除。(接している頂点・面も削除)
選択している面を削除。(接している辺・頂点も削除)
辺と面のみ 選択している辺と接している面を削除。
面だけ 選択している面だけが削除される。(接している辺・頂点は残る)

 

削除(面)
削除(面だけ)
面だけ

は接している辺や頂点も巻き込んですべて消えます。

面だけ は面だけが消えて、接している辺や頂点は残ります。

溶解の種類

溶解の種類

まとめ

削除と溶解を試しながら、自分の望む編集がどちらなのか、探りながら覚えていきましょう!

  • 削除・溶解のショートカットキーは XDelete
  • 【削除】面を巻き込んで消える
  • 【溶解】面を残し、溶け込むように消える