サルでもわかるBlender

2022/9/19

【Blender】いろいろな選択方法

Blenderには、たくさんの選択方法があります。覚えておくと複雑な選択を行えるようになり、モデリングの幅も広がります。

いきなり全て覚えるのは難しいので、Blenderを使っていく中で少しずつ覚えていきましょう。

記事作成時バージョン:Blender 3.2

目次

選択の基本

左クリックで選択

Blenderで「オブジェクト」や「頂点・辺・面」を選択するときは、左クリックします。

いろいろな選択方法

(頂点選択を中心に解説していますが、辺や面も同じです)

ボックス選択(左ボタンでドラッグ)

ボックス選択

左クリックを押したままドラッグするとボックス選択できます。

複数選択(shift + 左クリック)

複数選択

shift を押しながら、左クリックすると複数選択できます。

最短パス選択(ctrl + 左クリック)

最短パス選択

ctrl/command を押しながら、左クリックすると最短距離でパスを選択(最短パス選択)できます。

全選択(A)

全選択

A を押すと、全選択できます。

選択なし(alt + A)

選択なし

alt/option + A を押すと、選択範囲をなしに(解除)できます。

ループ選択(alt + 左クリック)

ループ選択

alt/option + [左クリック] すると、1週選択することができます。

縦に1週選択したい場合は縦の辺を、横に1周したい場合は横の辺を選択するのがポイントです。

辺リング選択(ctrl + alt + 左クリック)

辺リング選択

ctrl/command + alt/option + 左クリック すると、連続する帯状の頂点を含んで、リング状に1週選択することができます。

選択範囲を拡大(ctrl + +)

選択範囲を拡大

選択した状態で、ctrl/command + + を押すと、選択範囲を広げることができます。

選択範囲を縮小(ctrl + -)

選択した状態で、ctrl/command + を押すと、選択範囲を縮めることができます。

投げ縄選択(ctrl + 右でドラッグ)

投げ縄選択

ctrl/command + 右クリックを押しながらドラッグすると、投げ縄選択することができます。

サークル選択(C)

なぞって選択

C を押して、左クリックしながらマウスでなぞると、なぞったところを選択できます。右クリックで確定します。

スクロール

マウスホイールを回せば、大きさを変えられます。

ランダム

ランダム

左上にあるメニューの 選択 > ランダム を選択すると、ランダムに選択されます。

選択の反転(ctrl + I)

選択範囲を反転

ctrl/command + I (アイキー)を押すと、選択した範囲を反転できます。

リンク選択(ctrl + L)

ひとつなぎ

ctrl/command + L を押すと、選択した箇所とひとつなぎになった範囲を選択できます。

ミラー選択(shirt + ctrl + M)

ミラー選択

shift + ctrl/command + M を押すと、ミラー選択できます。

ミラーとはその名の通り「鏡」のことで、上記のようにサルの片耳を選択して「ミラー選択」すると、対称となる反対の耳が選択されます。

類似選択(shift + G)

類似選択

shift + G を押すと、いろいろな条件で類似した頂点・辺・面を選択できます。

例えば、上記ではサルの片目を選択して「類似」を選ぶと、もう一方の目も選択されます。

各種選択方法 + shift

選択解除

「各種選択方法 + shift」で選択した範囲を解除できます。

例えば、C で選択した後に、shift を押しながらなぞると、選択範囲が解除されます。選択範囲から一部を除外したい場合に有効です。

ハイド(選択範囲を隠す)

反転

選択した状態で H を押すと、選択した範囲を隠すことができます。削除されたわけではなく、隠れているだけです。

alt/option + H を押せば、元に戻ります(再度表示されます)。