サルでもわかるBlender

2022/12/10

【Blender3.3】オブジェクトに色を付ける方法

Blenderでオブジェクトに「色を付ける方法」を紹介します。

記事作成時バージョン:Blender 3.3.1

目次

マテリアルとは?

マテリアルとは、オブジェクトの色や質感のことです。
色を付けるときは、オブジェクトに対して「マテリアル」を設定していきます。

表示モード → マテリアルプレビュー

マテリアルプレビューは色や質感を確認する表示モードです。

ソリッドやワイヤーフレーム表示だと、色が反映されないので、まずはマテリアルプレビューに切り替えます。

マテリアルプレビュー

マテリアルプレビューは3Dビューポート右上にある、表示モードの“右から2つ目”のアイコンです。

色を付ける方法

①マテリアルプロパティ

マテリアルプロパティ

色を付けたいオブジェクトを指定して、
マテリアルプロパティ」を開きます。(下から2番目の球体アイコン)

②マテリアルを追加

新規

+ 新規 を押すと、マテリアルが追加されます。

③色を変える

ベースカラー

ベースカラー」から色を変えれます。

1つのオブジェクトに複数色を付ける

①新規マテリアルを追加

新規マテリアル
  1. + でスロットを用意
  2. + 新規 でマテリアル追加
  3. 名前を変える

②割り当て

割り当て
  1. 色付けしたいメッシュを選択
  2. 割り当て をクリック

③色を変える

ベースカラー

「ベースカラー」から色を変える

よく使う項目

よく使う項目3つ、「粗さ」「メタリック」「伝播」を紹介します。

メタリック 粗さ 伝播
項目 説明
メタリック 金属の質感
0:非金属/1:鏡のような金属質がでる
粗さ 表面の艶・映り込み
0:つやが出る/1:つや消し
伝播(でんぱ) ガラスや水など透明な質感
0:透過なし/1:透明になる

メタリック

メタリック0
0
メタリック1
1

「メタリック」は金属の質感。0だと非金属で、1だと金属質が出る。

粗さ

粗さ0
0
粗さ1
1

「粗さ」は表面の艶。0だと光や背景が強く映り込み、1.0だとつや消し。

伝播(でんぱ)

伝播0
0
伝播1
1

「伝播」はガラスや水など透明な質感。0だと非透明、1だと透明になる。

マテリアルを削除

割り当てられていないマテリアルは、次回起動時に自動的に削除されます。

手動で消す場合は↓

孤立データ

アウトライナー上部のボタンから、「孤立データ」に切り替えます。

削除

「マテリアル」を開いて、マテリアルの上で右クリックすると「削除」できます。